やさぐれている

数年ぶりにやさぐれています。ここ数年来の躁状態からは想像できない自分のダークサイドがにわかに露呈していてハッキリ言って辛い。しかもその面には自分に対する甘えみたいな事とか、言い訳みたいな事が含まれていて、逃げてるんじゃないかみたいな、はっきりとしない卑屈な気持ちがあるんだけど、色々な物事が感情に持って行かれすぎていて、ロジカルに物事が考えられないでいる。
本当の原因は何なのか。自分だけの事象に削いで内省的に考えてみたいものの、主観の感情がそうはさせてくれない。ともすれば性懲りもなく人と関わることをシャットダウンしたくなっていて、気が付くと攻撃的な態度で人を寄せ付けないようにしている自分がいる。そんな甘えた態度をしている自分は自分でも疲れるし、呆れるし、虚しく自己嫌悪に陥る。やさぐれている訳です。
恐らく原因は違う所にあるんだけど、仕事のモチベーションに影響が出ている。やる気がない。
あんなに仲間が大事だったのに、仲間に対してものすごく攻撃的な自分は、自分をも裏切っている様で本当に虚しい。でも、その時は本当に憎く感じてしまうんだ。本当に卑しい。
今とにかく何かを拠り所として集中する必要があるかもしれない。仕事?一番簡単なのは結局そこか。モチベーションは置いておいてとにかく行動する事で結果が出てくる職種である事に感謝する。明日から、とりあえずすべき事を目標通りこなす事にしよう。

いろいろ動転している

だいぶ長い間、自分の事を書いていませんね。
2013年下期の落語まとめも書いていません。新しいうどん屋の更新もまだです。実は猫の引っ越しもあったりしました。
2014年、年明け早々に大事な仲間であり私の先生である上司が退職する事が分かり、今日まで感情的にも業務的にもだいぶ動転した日々を過ごしていました。2013年が終わるまでは、色々と幸せK点オーバー更新し続けていましたが、今年は少しこれまでと様相が変わってきていて、決して不幸な訳ではないのですが、“試練”という様な事柄が引き続きいくつか起こりそうな予感がしいます。
3月になり、実際に上司がいなくなり、今でも相談したくて電話したい衝動に駆られる事もありますが、何とか自分と今の周りで切り抜けています。あの上司はいなくなってしまったけど、あの人から教わってきた自分を信じるしかないという気持ちで冷や汗かきながらです。
これまで気持ち悪いくらいの思い込みと、思い込みによる自信で切り抜けてきたけど、久しぶりに少し先行きの不安を感じながら、少しエキサイティングに感じながら、自分の限界を探りながら、苦手な根回しと段取りを意識しながら、資本の体を気遣いながら、最大のウィークポイントである人間関係のバランスを崩さないように無心でやるべきことをやっているつもりです。
と、同時に無心で集中のバランスを優先にしていたら生活が廃れてきました。それが思いの外ストレスになっています。もっと丁寧に生活したいんです。ちゃんとご飯作って、ちゃんと掃除して、お弁当作って。自分のスペックが上がれば良いのに…。
言いたいことは何だったのか良く分かりませんがさて。明日の脳みその為にそろそろ寝ますか。

うどん

前回のエントリーが7月末だなんて!!!月日が巡るのは早いです。特に9月は連休が多かったので、一瞬で過ぎ去りました。未だに日にちを確認する時9月なのか10月なのかちょっと迷います。そんな日々。
うだうだの暑い日が早く終わって欲しくてしょうがない夏を過ごして、9月末くらいからやっと涼しくなって大変ご満悦だったんですが、この数日また暑い。なんすか、これ。10月だというのに。年々明らかに四季の感覚がズレてきている気がします。そう思うと江戸時代とかは年間通してどれくらいの気温だったんでしょうか。もっと快適だった気がしますよ。少なくとも夏に関しては。
本来ならば冬のさむ〜い日に食べると体が温まって、ありがたさが身にしみるんですけども、今年は冷やし的なモノを覚えて早々からブームがやってきました。うどんです。
そばは江戸前で、うどんは関西ってイメージがあり、大雑把にはそうだと思いつつ、どんな格好のものの事を「うどん」と読んでいたかは知りませんが、落語では「うどん屋」ってお噺もあったりするので江戸時代の人でもうどんは食べてたんだなーって思ったりします。
昨年の冬にTBS落語研究会で見た柳家小三治師匠の「うどん屋」でうどんブームが来て、関西出張の時は毎晩うどんばっかり食べてました。とにかく冬はおそばよりおうどんの方が体が温まるんですよ。関西のおうどんはどこ行っても美味しい気がします。関西のお出汁ってだけで半分以上は美味しいのです。
今年は8月末くらいから現在進行形で東京のうどん屋を巡っています。毎日使う駅にある立ち食いうどん屋さんが、かなり美味しいので食べたくなったらそこばかり行っていましたが、調べてみるとそれ以外にも美味しいおうどん屋さんってたくさんあるんですね。いくつか行ってみました。これから寒くなるは嫌ですが、おうどんだけは冬の楽しみなので、ひとまずこれまで行ったお店をまとめます。

おにやんま


以前からうどんと言えばここばかりに来ていました。五反田駅のガード下にある立ち食いの讃岐うどん屋さん。関西出汁が好きな私が安心して美味しいと思えるおうどん屋さんをここしか知らなかったのです。値段は安いしクセのないあっさりした出汁がシンプルで大好きです。定番のメニューしか頼んだ事ないのですが、立ち食いうどんらしからぬ季節限定の変わり種メニュー(トマトソースやバジル系等)もあるので、いつか頼んでみたいと思っています。

蔵之介




会社の近くにある美味しいと噂のお店で、行きたいとずーーと思いつつ、今年初めて来てみました。噂通り美味しい!出汁の優しさが幸せです。手打ちの讃岐うどんが売りで、伸びてコシの強いおうどんにハマってます。手打ちの食感の違いってこんなに出るんだと知り、ここがきっかけで手打ちうどんへ偏って行くことになりました。お昼休みは基本的にお弁当持参でしたが、ここへは定期的に来るようになりました。

銀座 佐藤養助

銀座を歩いてたらうどんが食べたくなって、日曜日の夜にもやってるおうどん屋さんを探してて行き着きました。稲庭うどんってものを意識して食べた事がなかったので、細くてお上品な姿に驚きました。お素麺的なチュルチュルした食感でした。

開元

おうどんにハマってると友達に言うと教えてくれたのが「氷見うどん」という富山県氷見市の名物うどんでした。全く知りませんでしたが聞くと食べたくなるので調べてみると神保町に氷見うどんを専門で食べさせてくれるお店があったので行きました。お昼40食限定の懐石ランチが750円で豪華♪肝心のおうどんは稲庭うどんに似た細さで、モチモチとしっかりとした食感があるおうどんでした。付け出汁がごまと白えび醤油と2種類あって独特でした。セットはざるうどんだったので今度は温かいおうどんも食べたいです。

谷や

dancyuのおうどん特集に載っていたので行ってみました。きつねうどんがオススメと雑誌には書いてあったのに鶏とキノコのかけうどんを注文しました。讃岐うどんとの事ですが、これまでとは違う極太でゴツゴツした歯ごたえのあるおうどんでした。好きな人は好きなのかもしれません。私の好みではありませんでしたが、オリジナルメニューが豊富なところが特徴だと思いました。

丸香

色々調べたり、人の話しを聞くと、どうもここが東京では讃岐うどんの大本命の様でしたので行ってみました。出汁の香りがかつおだし?いりこだし?なんでしょうか、とても良くて、おうどんも手打ちの伸び伸びの弾力の良さが唇に心地よくて1玉では足りない感じすらしました。噂に違わぬ美味しさでした。次は定評がある肉うどんを食べてみたいと思います。

つるとんたん


夏木マリさんのお店として有名ですが、行ったことありませんでしたので行ってみました。メニューが豊富で楽しいですね。温かいおうどんはスープとして食べてる感じでしたので、冬は温かくて良いかもしれません。オシャレ感があるお店なので「おうどん屋」としては驚くべき単価ですが、何が食べたいか分からない時に重宝しそうなお店でした。



ここも良く聞く讃岐うどんのお店でしたので、行ってみました。ざるうどんとかしわ天のセットが人気の様ですが、温かいおうどんが好きなので、釜かけうどんにオススメの組み合わせとしてメニューに載っていたおぼろ昆布と大根おろしを頼んでみました。おぼろ昆布大好きなので、もっと追加したい気持ちでした。個人的な感覚でカレーうどんを食べてみたい感じのお店です。

こんな感じで、恐らくこの冬も色んなうどん屋さんへ行くと思います。今行きたいのは本郷三丁目にある「こくわがた」、手打ちうどんの「すみた」、宮崎うどんの「はつとみ」です。
「こくわがた」は「おにやんま」からのスピンアウトのお店だそうなので気になります。手打ちうどんにハマってしまった今、手打ちで定評がある所は自分で確かめてみたいという事と、これまで知っていた讃岐うどん以外にも全国にはたくさんの種類のうどんがある事が分かったので、できるだけ色々な種類のおうどんを食べたいと思っているところです。

言葉に出来ないこと

眠たいと余計な事を色々考えるものなんでしょうか。いま最もすべき事は今すぐ眠る事なんですよ。明日も早いしまだ火曜日が始まってもいない。
散々日記が書けないと騒いでいたのに、このタイミングだなんて我ながら面倒くさいというか、効率が悪すぎる。呆れるというかうんざりだ。
それでもなお、今何が言いたいって言うのか。大したことではない気がするし、やっぱり断片的だし。でもせっかくだから久々に書くよ。
昨年から色々と攻め続けてる今の状況を見るとだいぶ色んな事が高まっている。今、恵まれていると思う。満たされているが故に吐き出したい欲求もないのかもしれない。前は何をそんなに言いたい事があったんだろうって思いながら、さっき過去の日記を読み返していた。生産についての気づきと男女についてメモってのを読んでて、過去の男性コンプレックスと男女の間の思いやりみたいな事に関して色々言っていた。今もそこの所の感想は変わらないけど感覚が自分自身に染みこみすぎて上手く言葉にできなくなっている感じがした。それと、たぶん今は少し状況が改善されているのでわざわざ言及する必要がなくなっているって気もしてる。
私は子どもの頃から、人に勘違いとか誤解される事が嫌で仕方なかった。一般的な事なのか、皆もそうなのかは分からない。まぁ、誤解されて喜ぶ人はいないと思うから皆嫌なんだと思うけど、とにかくそれが窮屈で、苦しくて仕方なかった。今思い出しても苦しいし、あの世界には戻りたくない。
確かに今の(昔から?)日本は過去のエントリーで言っている様に「様々な関係が歪んで、色々な道理がすり替えられて表現されて誤解し合っていて本質について皆が分からなくなる事が沢山ある」と思う。そんな大嫌いな誤解にまみれた世界で私が精神衛生をかつてない優良コンディションで保てているのは、出会っている人たちの為なんだと思う。中国で出会った人たちと今の職場。この人達は基本的に自分たちの事しか考えていない。自分が一番可愛い。その事を決して隠さない。でも、利己的ではない。他人を思いやる「愛」みたいなモノを惜しげも無く人に使う。本人たちは全然気がついていないかもしれないけど、自然に。それは自分に対しても惜しみない。全力で自分を愛してる。そんな正直な人たちに囲まれている。人は環境で変わる。私はこの出会いだけで、生き方の大事なコツを学ぶ事が出来て、苦しくなくなった。そして、そんな風なあり方を自然に応用出来るようになったのかもしれない。その延長線上で大事な人に出会った。過去の苦しかった事なんて何も忘れてしまってる。今、事象のまっただ中にいるので、上手く言葉にできない。そんな感じがする。言葉にできなくて幸せなのかもしれない。2012年が終わる時、今年が人生で一番幸せだったから2013年はそれ以上の幸せが来るとは思えなかった。でも今たぶん更新してる。言葉に出すことも憚られない。今人生で一番幸せな時なんだと思う。

2013年 上半期の記録(落語関係)

今年も既に下半期に突入しています。私はまだ文章を書くことが億劫でこのエントリーもあーだこーだ書くのに3日も掛かってる。何がそんなに…。という状況だけど、ひとまず去年もやった上半期の落語の記録をしようと思う。
2013年1月12日(土)第2回 シェアする落語 桂宮治 白山・青楓亭
昨年の立川談吉さんに続き、ご自宅のリビング的なところに高座を作った青楓亭にて。2回目のシェア落は桂宮治さんでした。お初です。オフレコ落語裏話をたくさん話してましたw。忘れたけど。撮影時間などもあり、やはりシェアされまくりな落語会。終わった後も色んな人のシェア内容をクロールして楽しめます。私は今更シェアです。
ネタは阿武松、お見立て、棒鱈。田舎侍炸裂。

2013年1月19日(土)談吉くんと吉笑くん その3 お江戸なまらく両国亭
「出来心」立川笑二、「ふすま屋」立川吉笑、「つるつる」立川談吉(仲入り)「半分垢」立川談吉
「くじ悲喜」立川吉笑
写真は忘れた。
2013年1月25日(金)志の輔らくご 渋谷パルコ
今年もここに来られて大変感慨深かった。

去年初めて落語に出会ってから色々聴きましたが、今や大好きになった「親の顔」が聴けるとは。百年目は初めて聴くお噺。去年からの今年の「百年目」とは。未だ分からない。じっくり付きあおうと思う。
2013年2月9日(土)平成噺し座 内幸町ホール
どれも会ってみたかった落語家ばかり。残業の為、会場到着が遅れてしまうも、最初は幸いにシェアする落語で会った桂宮治さんの棒鱈で聴いたやつだったのでホッとした。
「棒鱈」桂宮治、「だいじなもの」立川志の春、「景清」林家たけ平春風亭昇吉
昇吉さんだけ何やったか忘れました。ウルトラマンが大好きだ。という事は強烈に覚えている。
2013年2月23日(土)GINZA落語会 ル テアトル銀座
お初の一之輔師匠。待ってました。市馬師匠の美声、キョンキョン宮戸川の迫力辛くなった。

2013年3月20日(水)立川談春独演会 高崎市文化会館
チケットが取れて驚いたのでした。そして奇跡の「紺屋高尾」色々感極まった。

2013年3月23日(土)渋谷に福来たる
CD買ってね☆落語会でした。一之輔師匠アゲイン!大好きな白酒師匠、寄席で初めてお会いして以来2回目。やはり好きと再認識。もう一方のホワイト氏(白鳥師匠)やその他の方々はお初。

2013年5月4日(土)桃月庵白酒独演会 鎌倉芸術館
という事で白酒師匠の独演会にも行きました。でもさ、ゲストが正楽師匠だから来るしかないっしょ!

2013年5月11日(土)第3回 シェアする落語 立川こはる 立石場文化センター
ずっと会いたかったこはるさん!しかもシェアする落語!良すぎ!

真田小僧」「つる」「粗忽の釘」大満足。
同じ女性で同年代だからかもしれない。もうね、演る落語も、フリートークで話す話しも全て好き。すこーーーんって入ってくる。気持ちいいくらい。自然にすぅーーーーーって感じ。なんという爽快感!必ずまた会いに行きます。
2013年5月31日(金)立川談春独演会 荒川サンパール
からの師匠。ネタ出ししてたんだけど「包丁」聞けて最高。

2013年6月21日(金)6月下席<夜の部> 末廣亭
約一ヶ月ぶり。とにかく小三治師匠が出るってんで、20時前に滑りこみ。小三治師匠のぶりっこかと思うくらい愛嬌のあるまくらに驚きつつ好感(って言葉生意気だけどそんな感じなの。)「百川」また聴きたい。
以上、計11回の会に行きました。4月は引越し前という事もありゼロ。後半はそういったイベントも重なりなかなか行く時間がなかった。と思っていたけども昨年2012年の上半期は7回行っていましたので、昨年と比べると+4回ですね。8月あたりから少しまた増えそうな予感。後半はどんな落語会に参加できそうか楽しみであります。

聞く言葉と使う言葉

また約1ヶ月が経過した…。完全に日記を書く手が止まってしまった様だ。
こういう事、当然以前もあったけど、やっぱりどうしちゃったのかなぁ。って自分でも不安になる。日々色んな事が起こっているにも関わらず。どうしてなんだろう。流れていってしまう楽しい事とか、残しておきたい事を取り残して行っている事が寂しい。
引越しをして、家にも人がいなくなったし、以前は自発的に点けないにしてもリビングルームで誰かしらテレビを見てたから、それを一緒に見るって事もあったけど、今は遂にテレビもなくなって、言葉のインプットが足りなくなってきてるのかもしれない。本も新聞も読まないし、たま〜にラジオを聴いたり。日常的には会社の人とお客さんと話したり、落語聴いたり、友達と話すだけ。それって一般的になかなか変な環境だと思うし、ちょっとヤバイかなぁ。って思ってる。中国にいた時、日本語が退化した事例もある訳で、このままだと日本語また衰えてしまうかもしれない。外国語を覚える時、リスニングの訓練が一番大事だって言う様に、言葉そのものはたくさん聞く事で覚える言葉ってたくさんある。実は大人になってからも新しい単語とか、言い回しとかたくさん聞いて覚えたりしている。そう思うとテレビも、元々あまり見る習慣がないからと言って蔑ろにするのは良くないかもしれない。それか私の頭が悪いのか…。テレビの影響は大きいから、あまり見てると疲れるは疲れるけど、いずれにしてもやっぱりテレビ買おうかな。