治る風邪

2ヶ月のブランク。
やねうらおさんのブログがあまりにも面白いので、やっぱり文章は書かなくてはならないと思い書いてみる。

しかしながら、特にネタになる出来事もなく、久々にひどい風邪を引いて週末は寝ていた。
水曜くらいから、やたらと口や喉が乾き、イガイガするので牛乳ばっかり飲んでた。(なんとなくモイスチャーな感じだから?)
そう思ってたら喉が痛くなりほんのり微熱っぽくなり、咳が出て、鼻水が出て、肩や関節が痛くなり、さすがに週末は病院に行き薬もらって寝てた。
一番嫌だったのは咳のしすぎで頭が痛いのなんのって。だんだん腰も痛くなってくるし…。
早めに薬を飲んだので喉の炎症は停滞はなく、どんどん良くなって来ているけど、それでも時間がかかりそう。頭痛は消えたけどまだ少し鼻と喉の間が詰まっている。

最近、友人で大きな病気になり、入退院を繰り返している人もいたりする。
私にこの風邪をうつしやがった上司も実は大きな病気を抱えていたりする。

風邪もそうだけど、体調が悪い時って、本当なんも考えられなくて、耐えるばっかりなんだけど、笑える事とかあったら笑いたいし、時間が早く過ぎてくれた方が嬉しい。それどころじゃない場合も多いけど、一人でいるより誰かいてくれた方がありがたい。
一人で体調悪くなるのは本当に世界で一番嫌なことの一つかもしれない。
(だからお見舞いは「迷惑かな?」と思わずに行った方がいいと決めつけていて、とりあえず行くっていう迷惑な人なんだけど…。)

今回風邪ひいてみて気づいた事があって、不思議だけど、体調が悪い時って笑える事とか、変な物語とか、楽しかった記憶とかがゴチャ混ぜになって頭の中にぐるぐる巡る事がある。しかもそれを思い出してる時は確かに気持ちいいの。
今回も楽しい思い出を沢山思い出して、眠りにつく瞬間とか、一瞬楽しい。

6年くらい前に一番ひどい病気になって入院した時、それの本格的にすごいバージョンが毎日頭の中で再生されてて、だいたい幻覚みたいな感じだった。

例えば天井の模様が女性の顔になって笑ったり、口パクで何か話してたり、隣の模様と手をつないでみたりする。そんな感じで目に見える物というか、映像が常に幻覚みたいに何かに変身したり、それが物語みたいに意味を持った動きをしたりしてた。
最初は頭の中でそれが動きまわるから面倒くさかったんだけど、目をつぶってもなにしても暗闇でもちょっとしたノイズを捕獲して動き出しちゃうから、諦めてじっとそれに流されてみて思ったのは、たぶん脳みそっていうか体が痛みだけに集中してたら持たないから一生懸命楽しいことを創りだしてたんだろうな。って事。
今回は熱とかはそんなに高くなかったはずなんだけど、頭痛がここ数年で一番ひどいんじゃないかってヒドさだったらからたぶん似たような事になったんだと思う。

これがたぶん脳内モルヒネってやつなんでしょうか。

そう思うと、お笑いも、音楽も、創り出される楽しさって、本当に無条件に人を活かす力なんだなぁ。と思わされる。そういう特技を持っている作り出せる人達ははっきり言ってコストゼロで作るんだから生きているだけで生産性が高いというか。(食べたり時間かけたりは普通の人が生産してなくなても消費するコストなんだから。)すごいことですよ。全く。

という事を考えながら、大好きなマクロスのサントラ(サヨナラノツバサ)を聴きながらマクロス特集をやっていたCutを読み、イツワリノウタヒメのDVDを見て、ツイッターをするというシアワセコンボと医学の進歩のお陰で無事予定通り風邪は治りそうでほっとしてる日曜の夜であります。