空だった

『歌う人』というエントリーで出てきた何もない人は、何もないどころか、なかった。

私は存在すら認めさせてもらえなかったようなちょっと傷ついたような気持ちになったけど、その人にとっての方法を責められない。

ただとても残念だった。
私の数ある中の一つの可能性は消えてしまった。

もしかしたら寂しさと社会的な気まずさで、自分からまた握っている種を自分勝手にも投げてしまうかもしれない。
ちょっとプライドが傷つくかもしれないし、寂しさのリバウンドが来るかもしれない。でも、なんとなくそれを本当に空だったことにするのは寂しいことですので。